これまでの優秀・優秀に準ずる提言

「奄美群島ビンリユース障害者参画活動」(21年)

[ユーアイ自立支援の会]

(1) 概要

再利用されていない焼酎の空き瓶のリユースを、関係者の連携の元、障害者の作業として実施し、ごみの減量化と障害者の社会参画を実現する。

  1. ごみ減量とびん再使用のために、4月から社交業組合、行政、酒造組合、小売組合等の合意のもと、屋仁川飲食店を対象として、埋め立てしていることの「もったいなさ」を再認識してもらい、リュースシステムの構築を提案、協議する。
  2. 一般廃棄物、市民からの焼酎びんも消費者、小売店、メーカーへとリュースできるシステムづくりを新たに再構築を図る。
  3. 障害者が参画し、空き瓶の回収、せん瓶、リユースを実施する。
  4. 排出されているびんの分類、数量を調査し、データを広域組合、行政担当課へ提出し事業所から不燃ごみとして排出されるびんの発生抑制に繋げる。

(2) 政策反映状況

平成22年度に、環境省の「循環型社会地域支援事業」に、「五島内空きびんリユース・ネットワークづくり」として採択され、現在下記の内容の事業を実施中である。

離島内又は離島間におけるびんのリユースシステムを、地元住民や地域の特産品である焼酎のメーカーとも連携しつつ構築する。

  • 地元住民と連携し、集落内の公民館を活用しながら、びんの回収の仕組みを構築
  • 島間を結ぶ町営フェリーとも空きびんの輸送等で連携し、事業性や採算性等について実証